2017年9月28日木曜日

SUPER-HUBS(スーパーハブ) ─世界最強人脈の知られざる裏側─ (T's BUSINESS DESIGN)

世界の大金持ちたちの人脈

金融業界の中心にあり、地位と権力を持つ億万長者たちが、どのように人脈を築き、どのようにつながっているのかを紹介している一冊。

■ダボス会議でエリートたちはつながる
スイスのダボスで開かれる世界経済フォーラム、いわゆる「ダボス会議」は、選ばれた各界の著名人が一堂に会する伝説のフォーラムと言われている。世界各国から2500人のリーダー、国家元首、ビリオネアの投資家、ビリオネアのファンドマネジャー、多国籍企業のCEO、著名な学者などが世界の危急の課題について議論するため、人とつながるために集まってくる。ダボス会議には誰かと個人的につながるチャンスが広がっており、ここでできたつながりは、円心円状に仕事やプライベートに広がる。

参加者の多くは、複雑に絡み合う国際会議システムの中心にいる人々である。金融システムは、金融機関や取引だけでつながっているのではなく、本質的に「人のシステム」である。仮説を立て、どのモデルを採用するかといった意思決定を下すのは、金融機関を代表する「人」であり、結局は金融システムは「人」の問題なのである。

超短要約

キープレイヤーたちは、人と人との絆と連携、つまり影響力の源となるネットワークの広がりと深さが究極の競争力であることを知っている。システムの本質も、人間関係の複雑な構造も、強力な人脈を築く「魔法の方程式」も理解している。彼らはその高みから俯瞰することで、自らのネットワークが最大のチャンス、リソース、サポート、ひいてはシステム全体にどのくらいの影響を及ぼす力を持っているのかがわかっている。このことを理解できている人ほどシステムの中で成功している。

著者サンドラ・ナビディ

ビヨンドグローバル CEO 戦略的ポジショニングに関するアドバイスを行うコンサルティング会社、ビヨンドグローバルの創業者。弁護士、キャスター。国際金融コンサルタントとして、各国のテレビ、新聞、雑誌などで積極的に意見を発信している。 それ以前は、経済学者ヌリエル・ルビーニの経済調査会社、ルビーニ・グローバル・エコノミクスで調査戦略ディレクターとシニアリレーションシップマネージャーを務める。

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