2019年2月17日日曜日

坂口 安吾:閑山

 

作品データ

「文体 第一巻第二号」1938(昭和13)年12月1日
新字新仮名

作家データ

著者
坂口 安吾
さかぐち あんご
Sakaguchi, Ango
1906-10-20
1955-02-17
小説家。本名は炳五(へいご)。新潟市西大畑町に生まれる。幼稚園の頃より不登校になり、餓鬼大将として悪戯のかぎりを尽くす。1926(大正15)年、求道への憧れが強まり、東洋大学印度哲学科に入学するも、過酷な修行の末、悟りを放棄する。1930(昭和5)年、友人らと同人雑誌「言葉」を創刊、翌年6月に発表した「風博士」を牧野信一に絶賛され、文壇の注目を浴びる。その後、「紫大納言」(1939年)などの佳作を発表する一方、世評的には不遇の時代が続いたが、1946(昭和21)年、戦後の本質を鋭く把握洞察した「堕落論」、「白痴」の発表により、一躍人気作家として表舞台に躍り出る。戦後世相を反映した小説やエッセイ、探偵小説、歴史研究など、多彩な執筆活動を展開する一方、国税局と争ったり、競輪の不正事件を告発したりと、実生活でも世間の注目を浴び続けた。1955(昭和30)年2月17日、脳溢血により急死。享年48歳。小説の代表作は「紫大納言」「真珠」「白痴」「桜の森の満開の下」「夜長姫と耳男」など。エッセイの代表作は「FARCEに就て」「文学のふるさと」「日本文化私観」「堕落論」「教祖の文学」など。(J.M)
wikipediaアイコン坂口安吾

底本データ

桜の森の満開の下
講談社文芸文庫、講談社
1989(平成元)年4月10日
2015(平成27)年4月15日第47刷
2015(平成27)年4月15日第47刷

坂口安吾選集第六巻
講談社
1982(昭和57)年5月

工作員データ

日根敏晶
noriko saito
ファイル種別 圧縮 ファイル名(リンク) 文字集合/符号化方式 サイズ 初登録日 最終更新日
rtxtアイコン テキストファイル(ルビあり) zip 57479_ruby_66931.zip JIS X 0208/ShiftJIS 9829 2019-01-29 2019-01-29
htmlアイコン XHTMLファイル なし 57479_66977.html JIS X 0208/ShiftJIS 27639 2019-01-29 2019-01-29

関連サイトデータ

坂口安吾デジタルミュージアム
http://www.ango-museum.jp/

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