2019年4月1日月曜日

直感と論理をつなぐ思考法 VISION DRIVEN

ビジョンを創造するためのメソッド

直感をいかに戦略に落としこめばいいのか。多くの人や企業が見失ってるビジョンをどのように創造し、アウトプットすれば良いのかが紹介されています。

■他人モードによる停滞感
普通に生きていると、私たちの脳はずっと、人から受け取った情報に反応する「他人モード」になっており「自分がどう感じるか」よりも、「どうすれば他人が満足するか」ばかりを考えている。「自分モード」のスイッチを切ったまま日々を過ごしていると、私たちは「何がしたいのか」を思い出せなくなる。そういう人からは何か新しいことを発想したり、粘り強く考えたりする力が失われる。さらに何かにワクワクしたり感動したり幸せを感じたりする力も、だんだん鈍っていく。

実は、ビジネスや企業経営でも、同じことが起きている。安定して業績をあげている企業でも、売上・利益、株主、マーケット、競合他社など「外部」ばかりを見ている内に「自分たちの原点」=「そもそも何がしたかったのか」を見失ってしまう。

超短要約

「ビジョン思考=直感と論理をつなぐ思考法」のコツは、「余白をつくる」ことである。

・今すぐ1冊のノートを買うこと
・今すぐカレンダーに、毎朝15分、ノートを書くためだけの予定を入れること

著者 佐宗 邦威

biotope 代表取締役社長 兼 チーフ・ストラテジック・デザイナー 大学院大学至善館 准教授 京都造形芸術大学創造学習センター 客員教授 P&Gマーケティング部で「ファブリーズ」「レノア」などのヒット商品を担当後、「ジレット」のブランドマネージャーを務める。 その後、ソニーに入社。同クリエイティブセンターにて全社の新規事業創出プログラム立ち上げなどに携わる。 ソニー退社後、戦略デザインファーム「BIOTOPE」を起業。 BtoC消費財のブランドデザインやハイテクR&Dのコンセプトデザイン、サービスデザインが得意領域。 山本山、ぺんてる、NHKエデュケーショナル、クックパッド、NTTドコモ、東急電鉄、日本サッカー協会、ALEなど、バラエティ豊かな企業・組織のイノベーション支援を行っており、個人のビジョンを駆動力にした創造の方法論にも詳しい。

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帯
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帯2 帯2
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