2019年11月11日月曜日

スノーピーク「楽しいまま! 」成長を続ける経営

自分の好きなことでマーケットを創る

アウトドア用品メーカーのスノーピーク代表が、好きなことを経営に活かしてきた経験を語った一冊。自身が欲しいものをつくることで、新しいマーケットを創ることができると語っています。

■キャンパーによるビジネス
スノーピークはハイエンドなアウトドア用品を手がけるメーカーだ。2018年12月期で売上120億円。東証1部に上場している。アウトドア用品の会社で上場しているところは世界的にもあまりない。またこの分野で毎年売上高が着実に伸びている会社もあまりない。

事業環境は激変しているが、大きな特徴は何ら変わりがない。それはアウトドアのビジネスの展開にあたって、顧客だけでなく社員もキャンパーであるという点だ。スノーピークでは、キャンパーとして製品を開発し、世界観をつくり、それをキャンパーとして顧客に丁寧に説明し、販売している。これがスノーピークのビジネススタイルだ。

超短要約

スノーピークはそれまでにないビジネスをなぜつくることができるのか、と聞かれることがある。聞かれた時は「実現しているイメージ」をしっかり想像することが大事だと答えている。

著者 山井 太

1959年生まれ。スノーピーク代表取締役社長 大学卒業後、外資系ブランド商社リーベルマン・ウェルシュリー & Co.,SAを経て1986年、父が創業したヤマコウに入社。アウトドア用品の開発に着手し、オートキャンプのブランドを築く。1996年の社長就任と同時に社名をスノーピークに変更

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帯
建築家 隈 研吾

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