近年、競技かるた人気で改めて脚光を浴びている「小倉百人一首」は日本の文化遺産。あまりなじみがなくても、かるたの絵柄を見たことがある人は多いはずだ。
この「小倉百人一首」は年代が古いものから順番に100首の和歌が並んでいるのだが、もしかしたら、「秘められた別の順番」があったのかもしれない。 『秘められた真序小倉百人一首』(幻冬舎刊)はその可能性を指摘し、100首の和歌をあるべき順番に並べ替えた野心的な一冊。並べ替えがどのように行われたのか、そして並べ替えた先に見える世界観とはどのようなものなのか。著者の野田功さんにお話をうかがった。今回はインタビュー後編だ。
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