「禅」と「念仏」という言葉は聞いたことがあるが、その歴史や内容、違いはよく分からないという人は多いだろう。禅と念仏は、いろいろな面で対照的な行。自力と他力、難行と易行、悟りと救いなど、さまざまな点で比較できる。
『禅と念仏』(平岡聡著、KADOKAWA刊)では、京都文教大学教授の平岡聡氏が、それぞれの歴史と、社会、美術と芸能、政治に与えた影響を明らかにしながら、日本仏教の独自性を紹介する。
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