60代に入り、人生の後半をどのように過ごせばいいのかは悩みどころ。若い頃のようには働けないし、しかし隠居生活ができる余裕がある人ばかりでもないし、できたところで充実感を持てるかどうかはまた別の問題だからである。
しかし、ある種の「ゆるさ」はこの年代の人生に必要だ。仕事の人間関係や社会のしがらみから離れたこの時期に、楽しく自分らしく、充実して過ごすために「ゆるく生きる」ことを心がけてはどうだろう。
『ゆるく生きれば楽になる 60歳からのテキトー生活』(和田秀樹著、河出書房新社刊)では、精神科医の著者が、60歳以降の第2の人生を思いきり楽しみ、元気に豊かに最高の老後を送るための心と身体の生活習慣を紹介している。
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