企業の経営者は日々様々な経営課題と向き合っている。それはすぐに解決できるものなどほとんどなく、今すぐ解決できなかったり、解決しようとしてみたもののうまくいっていなかったり、どう解決すればいいのかわからないものも多々あるはずだ。
そうした困難で根強い経営課題の改善のために、長年製造業で使われてきた「カイゼン」の考え方を応用することを提案しているのが『経営課題をすべて解決するカイゼン思考 利益最大化・資金繰り安定・組織健全化』(川越貴博著、現代書林刊)だ。
著者の川越貴博さんは「カイゼン」の生みの親であるトヨタ自動車の出身。このインタビューではトヨタで得た経験と学び、そして「カイゼン」の手法を会社経営に応用することの意味についてお話をうかがった。その後編をお届けする。
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