昨年1月にスタートした津村記久子さんの夕刊連載小説「ディス・イズ・ザ・デイ」が、今年3月30日付で終了した。
プロサッカー2部リーグのチームを応援する人々の悲喜こもごもを、連作短編の形で描いた物語。弘前、川越、高知など全国の町を拠点とする架空の22チームと、それぞれのチームを応援する22人が、シーズン最後の試合に臨むまでを描いた。
津村さんは執筆にあたり、スタジアムでの観戦と物語の舞台のロケーションで全国各地を訪ねた。「南は鹿児島から、北は遠野まで行きました。さまざまな土地の人の実感や思いやりを知り、日本が好きになりました」と話す。
6月に朝日新聞出版から単行本が刊行される。新聞連載でも挿絵を担当した内巻敦子さんのイラストが、単行本でも作品の世界を彩る予定だ。
(柏崎歓)
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