大西浩平の人生の歯車が狂い始めたのは、娘が中学校に入学して間もなくのこと。
愛する我が子は境界性人格障害と診断された……。
震災を機に、ビジネスは破綻。東北で土木作業員へと転じる。
極寒の中での過酷な労働環境、同僚の苛烈ないじめ、迫り来る貧困。
チキショウ、金だ! 金だ! 絶対正義の金を握るしかない!
再起を賭し、ある事業の実現へ奔走する浩平。
しかし、待ち受けていたのは逃れ難き運命の悪意だった。
未体験の読後感へと突き動かす、私小説の極北。
from 新刊JPニュース https://ift.tt/2QHckYb
via IFTTT
0 件のコメント:
コメントを投稿