2019年12月9日月曜日

1兆ドルコーチ シリコンバレーのレジェンド ビル・キャンベルの成功の教え

最高のチームのつくりかた

スティーブ・ジョブズや、エリック・シュミット、ラリー・ペイジをはじめ、多くの成功したシリコンバレーの経営者たちに影響を与えたコーチ、ビル・キャンベルのコーチング手法を紹介している一冊。

■1兆ドルの価値があるコーチ
ビル・キャンベルは1983年に西海岸に来て以来、アップルやグーグル、インテュイットをはじめとする多くの企業の成功に重要な役割を果たした、テクノロジー業界のかけがいのない存在だった。

ビルは、スティーブ・ジョブズが1985年にアップルを追放された時、それに抵抗した数少ない幹部の一人だった。スティーブは彼の誠意を忘れなかった。1997年にアップルに復帰後、ビルを新しい取締役に指名。以後、ビルはスティーブの相談相手であり、コーチ、メンター、友人となった。

彼は、スティーブ・ジョブズと仕事をする間も、他の多くの人たちに力を貸した。エリック・シュミット、ラリー・ペイジをはじめとするグーグル幹部たち、イーベイ元CEOジョン・ドナホー、元米国副大統領アル・ゴア、ツイッター元CEOディック・コストロ、フェイスブックCOOシェリル・サンドバーグ。

ビルは1兆ドルにも値するコーチだった。彼は個人のパフォーマンスを最大限に引き出すことに専念するだけでなく、チームをコーチした。グーグルでは社内研修で彼の経営原則を次世代リーダーに教えている。

超短要約

■ビル・キャンベル
ビル・キャンベルは1983年に西海岸に来て以来、アップルやグーグル、インテュイットをはじめとする多くの企業の成功に重要な役割を果たした、テクノロジー業界のかけがいのない存在だった。

ビルは、フットボールのコーチのキャリアから始まり、39歳の時、広告会社に就職してビジネスの世界に入った。その後、コダックで消費財部門の責任者を務めた後、アップルのCEOになったジョン・スカリーに呼ばれ、アップルに入社。セールス・マーケティング担当副社長に昇格し、「マッキントッシュ」の発売を任された。ビルはその後、アップルをスピンオフしたソフトウェア会社のCEOを経て、インテュイットのCEOに就任し、同社の成長と成功を導いた。

ビルは、スティーブ・ジョブズが1985年にアップルを追放された時、それに抵抗した数少ない幹部の一人だった。スティーブは彼の誠意を忘れなかった。1997年にアップルに復帰後、ビルを新しい取締役に指名。以後、ビルはスティーブの相談相手であり、コーチ、メンター、友人となった。

著者 ジョナサン・ローゼンバーグ

グーグルCEOアドバイザー ラリー・ペイジ、セルゲイ・ブリンと初めて会ったのは2000年で、2年後に3度目のオファーを受けてグーグル入社。 グーグルではシニア・バイスプレジデントとして2011年4月までプロダクトチームの責任者を務め、消費者、広告主、パートナー向けプロダクトの設計、開発、改良を指揮。採用プロセスの確立にも携わったほか、コミュニケーションとマーケティング業務の整備でも影響力を発揮した。 現在はラリー・ペイジCEOのアドバイザー。 グーグル入社以前はエキサイト@ホームでプロダクトとサービスの責任者を務め、アップルでは「eWorld」プロダクト群のマネジメント、ナイトリッダー・インフォメーション・サービシーズではプロダクトマーケティングを担当した。

著者 エリック・シュミット

1955年生まれ。Google 元会長 2001〜2011年までGoogleの最高経営責任者(CEO)を務め、創設者のサーゲイ・ブリン、ラリー・ペイジとともにGoogleの技術や経営戦略を統括してきた。2011年から2015年まで、グーグル経営執行役会長。2015年から2018年まで、グーグルの持株会社アルファベット経営執行役会長。現在はグーグルとアルファベットのテクニカルアドバイザーを務めている。 Google入社以前は、ノベルの会長兼CEOやサン・マイクロシステムズの最高技術責任者(CTO)を務めていた。それ以前は、ゼロックス Palo Alto Research Center(PARC)で研究員を務め、Bell Laboratoriesやザイログに勤務していた。

著者 アラン・イーグル

グーグル エグゼクティブ・コミュニケーション責任者 2007年グーグル入社。以来、エグゼクティブ・コミュニケーション(経営幹部の広報)担当ディレクターを務める。エリックやジョナサンを含む複数の幹部のためのスピーチ作成のほか、さまざまなコミュニケーション活動を指揮。 グーグル入社以前は、テルミー・ネットワークスやオクテル・コミュニケーションズなど複数のシリコンバレーのベンチャー企業で営業やプロダクト・マネジメントを担当。

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