2019年の日本スポーツ界の中心にいたのは、間違いなくラグビー日本代表だった。母国開催となったワールドカップで、史上初めてベスト8に進出。スローガンの「ONE TEAM」は流行語の年間大賞になり、日本中に勇気を与えた。
そんなラグビー界における最重要人物の一人が、平尾誠二だ。1980年代より選手として日本ラグビーを引っ張り続け、1997年には34歳の若さで日本代表監督に就任。「ミスター・ラグビー」と呼ばれた男は、2016年10月20日、がんのために53歳の若さで死去した。
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