多くの人が100歳近くまで生きる現代、そこで問題になるのは「いつまで健康でいられるか」という健康寿命です。そして誰しも、できることなら最後まで自分の足で歩きたいもの。人生において大切なのは「歩行寿命」なのではないでしょうか。年齢を重ねれば腰やひざ、股関節などに不調が出るのは避けて通れないことです。しかし年を取って歩けなくなっていくことを仕方のないことと諦めてしまう人がほとんどです。
加齢により腰ひざ股関節に痛みが出たり曲がったりして歩けなくなっていく現象を「腰ひざ股関節シンドローム」と名付け、痛みが出る原理や対処法について記しているのが、腰・関節手術の名医として知られる三輪道生医師の著書『腰ひざ股関節シンドローム 100歳までシャキッと歩くために知るべきこと』(幻冬舎刊)です。
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