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作家デビュー以前のリンドグレーンが書いた六年に及ぶ「戦争日記」。
日記帳には、新聞や雑誌の切り抜きが貼りつけられ、戦争中立国スウェーデンに暮らす三〇代の二児の母親が見つけ続けたリアルタイムの第二次世界大戦と、家族の日常が綴られている―何が起きているのかを知り、考えるために。
そして誕生したのが、『長くつ下のピッピ』だった。
リンドグレーンの原点であり、歴史ドキュメントとしても貴重な日記の全文を初公開。
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