「人生100年時代」といわれるようになり、同時に定年が延びて仕事をする期間が長くなっている今、「仕事をいかにやりがいと喜びを感じられるものにするか」は人生そのものの充実度をこれまで以上に左右するようになっている。
ただ、仕事にやりがいや喜びを感じている人は、決して多くはないのが実情のようだ。リクルートキャリアが2013年から2019年に行った調査によると、働くうえで「働く喜び」が必要だと感じている人が8割を超えている一方で、「働く喜び」を感じている人は4割程度にとどまっている。求めてはいるが、なかなか手に入らないというのが仕事におけるやりがいや充実感の実態なのだろう。
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