2023年5月7日日曜日

「一方的な援助ではなく持てる力を交換する生活を書きたかった」津村記久子さんインタビュー(1)

『水車小屋のネネ』(毎日新聞出版刊)の著者・津村記久子さん

母親とその再婚相手への反発から、家を出た18歳の姉と8歳の妹。世捨て人のように生きてきた若い男。

津村記久子さんの新作『水車小屋のネネ』(毎日新聞出版刊)は、さまざまな事情から水車小屋のある街にたどりついた人々が、地元の人々に支えられ、そして自分にできることで恩返しをしながらその土地に根を張り、少しずつ自分の人生を切り拓いていく物語。劇的な変化もなければ、価値観を揺さぶるような出会いもない。しかし、そこには人間にとって必要な心の交流がある。

この物語がいかにして構想され、書き上げられたのか。津村さんにお話をうかがった。

Adblock test (Why?)



from 新刊JPニュース https://ift.tt/LIkhbCf
via IFTTT

0 件のコメント:

コメントを投稿