2018年12月5日水曜日

ものがたりのあるものづくり ファクトリエが起こす「服」革命

早く失敗することが大切

高い技術力を持つ工場と直接契約し、インターネットで直接販売を行うアパレルブランド「ファクトリエ」の創業物語。起業からの失敗や苦労が紹介されています。

■工場発のアパレルブランド
ファクトリエは、一般的なアパレルブランドとは違う、風変わりなブランドである。まず服を売る店舗を持たない。販売コストを極力抑えるため、インターネット通販に絞って、お客さんに服を届けている。

最大の特徴は「メイド・イン・ジャパン」に徹底的にこだわっていること。国内工場の中でも、素晴らしい技術力を誇る工場とだけ契約し、こだわりに溢れたオリジナル商品を開発してもらい、心から納得できる商品だけを、定番アイテムとして販売している。

これまで「公開はご法度」とされてきた日本各地の工場の名前を、ブランド名としてタグにプリント。販売価格も工場に決めてもらう。

目指すのは「つくり手の思いを感じ、洋服を買ってもらうこと」である。

超短要約

失敗なくして、成功することはない。そして、どうせ失敗するならば早い方がいい。だから、猛スピードで失敗する。その代わりに、転んだらすぐに起き上がって、また進んでいく。FAIL FAST。それがファクトリエの一番の強みかもしれない。

著者 山田敏夫

1982年生まれ。ファクトリエ代表 ライフスタイルアクセント 代表取締役 1917年創業の老舗洋品店の息子として、日本製の上質で豊かな色合いのメイド・イン・ジャパン製品に囲まれて育つ。大学在学中、フランスへ留学し、グッチ・パリ店に勤務。 大学卒業後、ソフトバンク・ヒューマンキャピタルへ入社。2010年に東京ガールズコレクションの公式通販サイトを運営するファッションウォーカー(現:ファッション・コ・ラボ)へ転職し、社長直轄の事業開発部にて、最先端のファッションビジネスを経験。 2012年1月、ライフスタイルアクセントを設立し、同年10月に「ファクトリエ」をスタートさせる。

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